高齢化時代を迎えて需要が増加している「車いす」。車いすを利用する際の不快や不便を解決したさまざまな商品が登場している。
今、一般的な車いすのクッションの中身は水洗い不可のウレタン素材が中心で、座位の安定性や通気性はあまり良くないケースも多いようだ。また洗うこともできないので衛生面にも難があるという。そこでエアウィーヴ(東京本社:東京都中央区)が開発したのが「エアウィーヴ 車いすクッション」。独自素材で優れた体圧の分散に高い復元力と、通気性が特徴のエアファイバーを採用。カバーもメッシュとなっている。結果、座り疲れや蒸れは軽減し、洗うことも可能でき、車いすのクッションにおける課題を見事にクリアした。価格は2万7,500円(税込)。
車いすの利用者、特に高齢者は、車いすのフットレスト(足を置く部分)との接触で下肢部分の皮膚に傷を負うことがあり、その場所は足のスネが多いようだ。そこで足を守るために三洋(本社:東京都中央区)が開発したのがフットレストカバー、その名も「べんけいガード(2,640円・税込)」。内側のウレタンやPVCカバーは接着面の工夫により、どこをとっても柔らかく肌に優しいという。車いすにセットすれば、優しくしっかりと車いす利用者の足をガードしてくれる。
一方、自然災害や火事などが起きて階段を使っての避難が必要な場合、車いすでの対応は困難になる。そんな非常時にも対応できるのが、電動で昇り降りが可能な「UD-CHAIR」。車いすの本体下部に昇降機が取り付けられており、ボタンを押すだけで階段の昇り降りが可能。階段をのぼるときは、いすに座っている人は階段に背を向けるかたちになり、介助する人が背面から椅子を階段の角度に合わせて倒すと、バッテリーで動作する電動昇降機のパワーで階段を昇降する。背面に配されたベルトを使って人を乗せたまま階段を安全に移動できるこの車いすは、病院や福祉施設、宿泊施設などでも活躍しそうだ。価格は65万円(税別)。販売元はトライリンクス(東京都江東区)。
車いす利用時の潜在的な課題を見つけ出し、それを解決することで、関連市場はまだまだ拡大していきそうだ。
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