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話題株ピックアップ【昼刊】:Uアローズ、ABCマート、ファストリ | 注目株 - 株探ニュース - 株探ニュース

Uアローズ <日足> 「株探」多機能チャートより
■ユナイテッドアローズ 7606>  2,246円  +149 円 (+7.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
 ユナイテッドアローズ7606>は7連騰し連日の年初来高値更新となっている。2日の取引終了後に発表した5月度の売上概況(速報)で、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比41.1%増となり、3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年に比べて休日が1日少ない影響があったものの、前年の緊急事態宣言の反動などにより小売りの売り上げ、客数が大きく回復した。また、前年に比べてセール売り上げ構成比を抑えたことで客単価も前年増となった。なお、全社売上高は同39.3%増だった。アイテム別ではジャケット、パンツなどのビジネス衣料に加え、カットソー、スカート、ワンピース、サンダルなど夏物の動向が顕著だった。

■エービーシー・マート <2670>  5,830円  +320 円 (+5.8%)  11:30現在
 エービーシー・マート<2670>が大幅続伸し年初来高値を更新している。2日の取引終了後に発表した5月度概況で、既存店売上高が前年同月比10.1%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年に比べて土曜日が1日少ない曜日並びだったものの、地方の観光地ほか、東京や大阪など主要都市への人出も増加しており、ファッションビルやショッピングセンター、アウトレットモールを中心に好調に推移した。商品別では、運動会やレジャーなどの行楽需要により、キッズシューズやレザーカジュアルシューズが好調だったほか、気温の上昇によりサンダルも伸長した。なお、全店売上高は同27.2%増だった。

■ファーストリテイリング <9983>  66,620円  +3,470 円 (+5.5%)  11:30現在
 ファーストリテイリング<9983>が大幅続伸している。2日の取引終了後に発表した5月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店とEコマースを合わせた売上高が前年同月比17.5%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。客数が同9.6%増と2カ月連続前年を上回ったほか、客単価も同7.3%増と3カ月連続で上昇した。ゴールデンウイーク商戦や感謝祭が盛況だったことに加えて、夏物コア商品を中心に販売が好調に推移した。

■アダストリア <2685>  2,288円  +105 円 (+4.8%)  11:30現在
 アダストリア<2685>が7連騰し年初来高値を更新している。2日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比31.9%増となり、3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年に比べて休日が1日少なかった影響があったものの、ゴールデンウイークの人流の回復によって客数が増加したことや、下旬にかけて気温が上昇したことで、夏物の販売が好調だった。なお、全店売上高は同36.1%増だった。

■良品計画 <7453>  1,445円  +58 円 (+4.2%)  11:30現在
 良品計画<7453>が大幅反発している。2日の取引終了後に発表した5月度の国内売上高で、直営既存店売上高とオンラインストアを合わせた売上高が前年同月比12.4%増となり、2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。土日祝日の日数が前年に比べて1日少なかったものの、無印良品メンバー向けの施策として、無印良品週間を5月9日まで実施したことで、衣服・雑貨、生活雑貨、食品ともに前年を上回った。なお、直営全店とオンラインストアを合わせた売上高は同22.1%増だった。

■INPEX <1605>  1,607円  +40 円 (+2.6%)  11:30現在
 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が高い。サウジアラビアなど石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどから構成される「OPECプラス」は2日、増産拡大で合意した。7月と8月の増産幅は日量64万8000バレルと6月の43万2000バレルから拡大する。ただ、2日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限は前日比1.61ドル高の1バレル=116.87ドルと上昇した。増産の規模は小さく供給不足は解消されない、との見方が強まった。

■東京エレクトロン <8035>  59,720円  +1,160 円 (+2.0%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連に買い人気が集まっている。前日の米国株市場ではハイテク株が買い戻され、特にエヌビディア<NVDA>やアプライド・マテリアルズ<AMAT>など半導体関連セクターへの資金流入が顕著だった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3.6%高と急伸しており、東京市場でもこの流れを引き継ぎ、半導体関連株を物色する動きが活発だ。特に売買代金首位の座を占めることが多いレーザーテックは、個人投資家の注目度も高い。前日まで直近2営業日続落で1万8000円大台攻防の様相をみせていたが、きょうは値ごろ感からの押し目買いが優勢となっている。

■すかいらーく <3197>  1,579円  +11 円 (+0.7%)  11:30現在
 すかいらーくホールディングス<3197>は小幅反発。2日の取引終了後に発表した5月度のIRレポート(速報値)で、既存店売上高が前年同月比22.0%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。客数が同14.9%増、客単価が同6.2%増とともに伸長した。ゴールデンウイーク期間中の売上高は春休み以降のトレンドを上回って推移したほか、26日から再開したプロモーションも奏功しディナー時間帯の客数が回復したことなどが寄与した。なお、全店売上高は同21.3%増だった。

■スクエニHD <9684>  6,210円  -210 円 (-3.3%)  11:30現在  東証プライム 下落率7位
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が続落している。午前7時から配信されたプレイステーションの最新情報を伝える動画番組「State of Play」及び公式ツイッターアカウントで、「ファイナルファンタジー16」(FF16)の発売日が23年夏に決定したと発表。今期中に発売されるのではないかとの期待もあっただけに、失望感からの売りが出ているようだ。

■プレナス <9945>  1,928円  -3 円 (-0.2%)  11:30現在
 プレナス<9945>は続落。2日の取引終了後に発表した5月度の月次速報で、主力のほっともっとの既存店売上高が前年同月比4.1%減となり、5カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されている。

■ピープル <7865>  1,443円  +300 円 (+26.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ピープル<7865>がストップ高カイ気配。2日の取引終了後に23年1月期第1四半期(1月21日~4月20日)の決算を発表。売上高が前年同期比88.4%増の14億2000万円、営業利益が同3.5倍の1億1700万円と大幅増収増益で着地しており、これがサプライズとなって物色人気が集中しているようだ。国内販売に下降傾向がみられたものの、米国向けの売り上げが好調で業績を大きく伸ばした。中国のロックダウンの影響については限定的としており、同国向け販売は順調に推移しているという。同社は決算ごとに次期四半期の見通しのみを開示する形をとっており、今回は上期(1月21日~7月20日)の業績予想を公表した。米国から前年の同じ期間を大きく上回る注文が来ていることや現状の円安水準が7月まで続くとの想定などを踏まえ、売上高を前年同期比2.2倍の40億4100万円、営業利益を同18倍の3億8500万円とした。

■リボミック <4591>  204円  +33 円 (+19.3%)  11:30現在
 リボミック<4591>は急騰。きょう朝方、早稲田大学との共同研究の成果が学術誌「Nature Computational Science」に掲載されたと発表しており、これを材料視した買いが膨らんでいるようだ。この共同研究はアプタマー創製プロセスの高効率化を目的として、早稲田大学理工学術院バイオインフォマティクス研究室の浜田道昭教授と進めているもの。会社側では今後、この研究成果を更に発展させ、AI(人工知能)技術を活用したアプタマー創製の自動化システムの開発を推進するとしている。

■助川電気工業 <7711>  1,250円  +109 円 (+9.6%)  11:30現在
 助川電気工業<7711>が続伸、東京エネシス<1945>など原発関連株の一角に買いが向かっている。前日に島根県松江市にある中国電力・島根原発2号機について、島根県の丸山知事が県議会で再稼働容認の意向を表明したことで、これを受け関連銘柄に物色の矛先が向いている。そのなか、助川電気は5月9日に上ヒゲで1179円の年初来高値を形成した後は調整局面に移行したが、前日に急動意し大陽線を引いた。きょうは寄り後早々に1200円台まで水準を切り上げ、再び新値街道に突入した。

■ACSL <6232>  1,986円  +101 円 (+5.4%)  11:30現在
 ACSL<6232>が大幅続伸している。複数のメディアで、政府が法律や政令などで義務づけられている目視の点検や書面の閲覧などの規制約4000項目について、改正する調整に入ったと報じられている。なかで、インフラ点検で目視を求める規制を撤廃し、河川やダム、都市公園には使えなかったドローンによるインフラ点検を認める方向で見直すとあることから、ドローン関連の一角として関心が高まっているようだ。

■フルッタフルッタ <2586>  99円  +5 円 (+5.3%)  11:30現在
 フルッタフルッタ<2586>が大幅高。低位株人気に乗り、個人投資家を中心とした短期資金を呼び込んでいる。同社はアサイーをはじめとするアマゾン産フルーツ飲料や冷凍食品を販売している。業績面では営業赤字が続いているが、アサイーは高級スーパーなどへの販促努力が売り上げに反映されている。そうしたなか、2日取引終了後、21年度のアサイーフリーズドライパウダーの出荷量が前年比180%超を達成したことを発表、これが株価を強く刺激する材料となった。

●ストップ高銘柄
 キャンバス <4575>  300円  +80 円 (+36.4%) ストップ高   11:30現在
 イナリサーチ <2176>  884円  +150 円 (+20.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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