熱海市の観光名所を巡る伊豆東海バスの循環バスの「湯～遊～バス」新型専用車両がこのほど、同市の熱海城でお披露目された。えんじ色をベースに、梅や花火など熱海の名物をあしらった和モダンなデザインで４月１日から運行を開始する。
新型車両の名称は「彩（いろどり）」。歴史文化を感じながら若者に人気のスイーツなど現代的な魅力も楽しめる熱海を表現した。
内装は起雲閣をはじめとした市内の和洋融合の建物をイメージ。座席の生地に梅などの花々が織り込まれ、一部の席に、熱海温泉ホテル旅館協同組合公式キャラクター「あつお」がデザインされている。最後方のパネルには「お宮の松」を中心に貫一、お宮が影絵風に浮かび上がる演出を施した。
完成披露式典で、東海自動車の早川弘之社長は「華やかで熱海に似合うデザインになった。熱海のさらなる発展に貢献したい」と述べた。新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛ムードが漂う中、「いずれは（観光客が）戻ってくる。その時に準備万端でお迎えできるようにしたい」と強調した。湯～遊～バスの専用車両は新型を含め３台になる。４月から全日１８便、２０～３０分間隔で運行する。
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March 21, 2020 at 06:47AM
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伊豆東海バス「湯～遊～バス」 新型車両をお披露目｜静岡新聞アットエス - ＠S［アットエス］ by 静岡新聞
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