米銀 シティグループは、先月に欧州株式市場のフラッシュクラッシュを引き起こしたロンドン在勤トレーダーの入力ミスの影響で、少なくとも5000万ドル(約65億円)の損失を計上する可能性がある。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
社外秘を理由に関係者の1人が匿名で明らかにしたところでは、シティはなお損失額を算定中で、最終的にさらに膨らむ可能性がある。複数の関係者によると、ロンドンの「デルタワン」トレーディング部門のトレーダーが英祝日の5月2日に自宅で勤務中、欧州市場の早い時間の取引でゼロを一つ多く入力するミスを犯したという。
この結果、OMXストックホルム30指数が5分間急落、パリからワルシャワに至るまで欧州各地の証券取引所で混乱が生じた。ストックス欧州600指数は一時3%下げ、時価総額3000億ユーロ(約42兆円)が吹き飛んだ。
関係者によれば、シティが調査を進める中、ミスを犯したトレーダーは休職扱いとなっているという。関係者の1人は、現時点では原因は在宅勤務ではなく人為的ミスと同行は結論付けていると語った。
シティの広報担当者はコメントを控えた。
原題:
Citi’s Fat-Finger Trade Seen Costing Bank More Than $50 Million(抜粋)
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