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WEST EXPRESS銀河の「強み」 高速バスや他の鉄道と比べると...「子ども」目線では最良?(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

 2020年9月11日、JR西日本の長距離列車「WEST EXPRESS銀河」がついにデビューした。11月までは夜行列車として京都駅・大阪駅~出雲市駅間を走る。 ■「WEST EXPRESS銀河」とは?  「WEST EXPRESS銀河」はJR西日本が運行する新たな長距離列車である。「長距離列車」という表現がわかりにくいかもしれないが、要は豪華列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」よりも簡素で、一般の特急列車よりも創意工夫にあふれた列車と表現すればいい。  「WEST EXPRESS銀河」は6両編成で構成され、多種多様な車内設備が自慢だ。2列+2列の一般的なリクライニングシート、気軽に横になって旅ができるノビノビ座席「クシェット」、個室空間が楽しめるグリーン個室「プレミアルーム」などがある。さらに4号車にはフリースペース「遊星」があり、昨今の新幹線や一般の特急列車にはないゆとりある旅行が楽しめる。  スケジュールは2020年9月~11月が夜行列車として京都駅・大阪駅~出雲市駅間、12月~2021年3月は大阪駅~下関駅間を昼行列車として運行される。なお当面の間、「WEST EXPREE銀河」は昨今の社会情勢の影響により、日本旅行のツアー列車として運行される。

子どもにとってピッタリな列車

 ここで、子ども目線――さらにいえば、子どもとともに旅行する保護者の目線から「WEST EXPRESS銀河」の存在価値について考えてみたい。  関西から島根県は子どもだけでなく、大人にとっても「遠い」と認識するのではないだろうか。最も安価な公共交通機関は高速バスとなり、大阪から出雲市までの運賃は4000円台~6000円台となる。ただし大阪から出雲市までの所要時間は約5時間30分、夜行バスになると約8時間にもなり、車内で自由に移動できないことを考慮すると子どもにはつらい旅だろう。  鉄道だと一般的なのは山陽新幹線で岡山駅まで行き、岡山駅から特急「やくも」に乗り、松江駅・出雲市駅方面へと向かうルートだ。しかし、乗り物酔いする子どもにとって特急「やくも」が難敵だ。特急「やくも」に使われる車両は旧国鉄時代に製造され、カーブでも高速通過ができる自然振り子式を採用している。カーブ時に車体が傾いてから直線で元に戻る度に、「ムカムカ」が乗り物酔いする子どもに襲い掛かる。私も小学校のときに特急「やくも」に乗ったが、乗り物酔いするのが怖くて「とにかく寝たい」と思ったことを鮮明に覚えている。  最も速いのは飛行機だが、大阪(伊丹)空港までのアクセスや搭乗等にかかる手間を考える必要がある。  そのように考えると子どもにとって最も良い交通機関は「WEST EXPRESS銀河」ではないだろうか。夜行列車のため時間効率がよく、何より体を横にできるのがいい。また「WEST EXPRESS銀河」に使われる車両は振り子式車両ではないため、特急「やくも」よりも乗り物酔いする確率は低いだろう。新大阪、大阪、三ノ宮、神戸、西明石(下りのみ)、姫路(下りのみ)とこまめに停車する点も同列車の強みといえる。 (フリーライター 新田浩之)

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September 29, 2020 at 08:30AM
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