JR東海は、車両を走行させずに試験する「リニア走行試験装置」を愛知県小牧市の小牧研究施設に新設しました。
リニア走行試験装置では、実際に車両を走行させることなく、リニア中央新幹線の実物と同じ大きさの車体を使い、模擬的に試験を行います。
仕組みは、地上側の電磁加振装置に電流を流し、磁力を発生させて車体を浮上させるもの。この装置を使うことで、走行時の車両の揺れを再現し、空気バネやダンパーの設定などを変化させて乗り心地を確認するほか、台車に取り付けた超電導磁石に走行時の超電導磁石特有の振動を長時間与え、耐久性を検証します。
また、横方向からの振動を加えることで、地震時や軌道のズレによって生じる車体の揺れを再現し、安全性をさらに高めます。
▲リニア走行試験装置のイメージ
リニア中央新幹線の開業は2027年を予定しており、営業時の最高時速は500kmです。開業当初は東京ー名古屋間、2045年に東京ー大阪間の全線で開業する計画です。
リニア走行試験装置の工事費は約66億円で、超電導リニア技術をさらに向上させるほか、建設、運営、保守の効率化を図るとしています。
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March 13, 2020 at 03:29PM
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JR東海、走行しないリニア車両を開発。乗り心地や安全性を検証 - Engadget日本版
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