スマートフォンはその登場以来、ディスプレイサイズがどんどん大きくなってきました。例えば2007年登場の「iPhone」は画面が3.5型でしたが、最新モデルの1つ「iPhone 11 Pro Max」は6.5型です。
コンパクトな機種でも5型前後、一般的なスマホも6型台前半が主流です。そこで今回は“大画面”を6.5型以上とし、大きなディスプレイを搭載するスマホ選びのポイントとおすすめモデルを紹介します。
「大画面スマホ」のメリットとデメリット
大画面のメリットはなんといっても情報が見やすくなること。WebやSNS、地図などの視認性が上がりますし、ゲームや動画、画像を見る場合の快適度もアップ。Android 7.0以降の比較的新しいスマホは画面の2分割表示(マルチウィンドウ)が利用でき、大画面ならその複数アプリを同時に使う際の実用性が増しています。
デメリットはやはりサイズが大きく重くなること。なおサイズに関してはフレーム(枠)を細くする技術も進化し、まるで“画面だけ”を持っているようなデザインも一般化しました。本体サイズの拡大をできるだけ抑えながら大画面化が進んでいます。
「大画面スマホ」の多くは高スペックなハイエンド機
大手キャリアと格安SIMなどと呼ばれるMVNOが扱っているスマホを調べたところ、6.5型以上のディスプレイを搭載するスマホは、ほとんどがそのブランドのフラッグシップモデルでした。
トリプルカメラ、クアッドカメラを搭載するものが多く、メモリやストレージも充実しています。大容量のバッテリーを積むこともできるので、画像をたくさん扱う作業もサクサクで、リッチなゲームも長時間、快適に楽しめます。ただ、価格はどうしても高額です。
今回調べた中ではOPPOの「A5 2020」が唯一、2万円台で6.5型ディスプレイを搭載していました。ただOPPO A5 2020は1600×720ピクセル表示と他機種に比べて解像度が低いため、大画面だからそれだけ高精細――というわけではありません。
「大画面スマホ」 iPhoneなら“Max”モデル
現在、iPhoneで最も大画面なのは「iPhone 11 Pro Max」と「iPhone XS Max」の6.5型です。ともに重量が200グラム以上とやや重いスマホですが、高解像度の美しい有機ELディスプレイでWeb閲覧や動画視聴が楽しめます。
ちなみに、その次に大きい「iPhone 11」と「iPhone XR」はともに6.1型液晶ディスプレイを採用しており重量は194gです。
「大画面スマホ」おすすめモデル3選
「Galaxy Note10+」 6.8型の大画面にSペンで手書きできる
Galaxy Note10+は、大画面に内蔵のスタイラスで手書き入力ができるGalaxy Noteシリーズの最新モデルです。カメラは超広角、広角、望遠に加え深度測位カメラも備え、絵作りの良さに定評。動画も背景を自然にぼかしたアーティスティックな撮影ができます。
Sペンは手書き入力だけでなく、スライドやビデオの操作、写真の撮影などが可能。手書きした文字をテキストデータに変換し、コピー&ペーストやPDF、Wordファイルにして共有できるテキストエクスポート機能も便利です。
12GBのメモリ、256GBのストレージというPC並みのスペックで、コンテンツの閲覧やビデオ編集まで楽にこなせます。NTTドコモ、au、楽天モバイルが販売しており、一括価格(支払総額)は11万円台後半から12万台半ば。キャリアの販売プログラムを利用した場合の負担額は7万3000円から8万円前後です。
「LG G8X ThinQ」 6.4型×2画面で多彩な使い方が可能に
ソフトバンクが販売する「LG G8X ThinQ」は、6.4型のディスプレイを備えたAndroidスマホ。最大の特徴は、本体と同じ6.4型ディスプレイが付いたカバー「LGデュアルスクリーン」が付属していることです。
そのままでは6.5型以下のスマホですが、このカバーを装着すると2画面を1つの大きなディスプレイとして使える「ワイドモード」が利用できるのです。2つの画面に別々のアプリを表示することもでき、片方にゲームコントローラを表示してレーシングゲームなどを遊べたり、2つの位置情報ゲームを同時に起動したり、新しい使い方ができます。一括価格(支払総額)は税込5万440円。「トクするサポート」プログラムを使用した場合の実質負担額は2万8000円程度です。
「iPhone 11 Pro Max」 トリプルカメラを備えた最上位iPhone
「iPhone 11 Pro Max」は超広角、広角、望遠の3つのカメラが特徴的な最新のiPhoneです。CPUはニューラルエンジン搭載のA13 Bionicを搭載し、ビデオ再生が最大20時間という、iPhoneの中で最長のバッテリー駆動時間を誇ります。
226gと重量は重めですが、超広角撮影やナイトモード撮影など、トレンドの撮影機能を楽しめます。価格はSIMロックフリーモデルが約13万1780円から。大手キャリアの販売プログラムを利用すると、64GBモデルが約6万5000円から約9万3000円で購入できます。
「大画面スマホ」の“+1” フォルダブルなら大画面でもコンパクト
大画面になると本体サイズも大きくなり、携帯性が下がったり、片手操作が難しくなったりします。その解決策として、携帯電話の様にボディーを折りたためるスマホが現れました。
特に2019年に登場したサムスン電子の「Galaxy Fold」やファーウェイの「Mate X」は、柔軟性があり紙のように2つ折りできる有機ELディスプレイを採用し、1枚の区切りのない画面を折りたためるというスマホです。
これらの新しい折りたたみ(フォルダブル)スマホは、日本でもauがGalaxy Foldを取り扱いましたが、約24万円と高額で、ごく一部のファン向けの製品といえるでしょう。折りたたみスマホを開発する他メーカーがもっと増えてくれば、価格は落ち着いてくるかもしれません。
「Galaxy Z Frip」 ケータイのようにたためる最新フォルダブル
2020年2月に発表されたサムスンの「Galaxy Z Frip」は、6.7型ディスプレイを携帯電話(ガラケー)のように縦に折りたためるスマホです。たたむと化粧コンパクトのように手のひらに収まり、胸ポケットにもすっぽりと入ります。
閉じた状態ではカバーディスプレイに各種通知を表示するほか、この画面を見ながらのセルフィも可能です。半開きでハンズフリーでビデオチャットやセルフィ(自撮り)も行えます。完全に開いた状態では、2つのアプリを同時に表示して利用できます。Galaxy Z Flipはau限定販売で、一括価格(支払総額)は約18万円。「かえトクプログラム」を利用した場合の実質負担額は12万円程度です。
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March 11, 2020 at 07:45PM
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「大画面スマホ」の選び方 6.5型以上のおすすめモデル3選+1【2020年最新版】 - ITmedia
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