中古車購入チェックポイント[2020.03.10 UP]
【グー連載コラム】車両チェックマイスターへの道 [良質物件を見極めるためのコツと心得]
実際に中古車販売店を訪れた際にどんな部分をどうチェックすべきか。
クルマの部位ごとに見ておくべきポイントを紹介していこう。
(掲載されている内容はグー本誌2020年4月号の内容です)
【車種別チェックポイント】 マツダ デミオ編
KEY POINT
最終型、先代型ともスポーティな性格ゆえの弱点を知っておくべき。マツダ2との装備の違いなどもチェックして知っておきたい。
[先代型]中古車中心相場:10万から70万円 新車販売時期:2007年7月から2014年9月
[最終型]中古車中心相場:60万から170万円 新車販売時期:2014年6月から2019年7月
デミオは初代、2代目までは実用的なコンパクトカーとして好評を博していたが、07年に登場した3代目からは、スポーティなハッチバックスタイルへと変貌。14年に登場した4代目では、スポーティなイメージがさらに強調され、そのスタイルに見合う走りのよさをセールスポイントとしていた。
マツダ車らしい「人馬一体」感が味わえることを持ち味とする一方で、スペース効率に優れた競合モデルに比べ、使い勝手の面では不満が拭えない。ファミリーで使うとか、人を乗せる機会を想定しているなら、車内や荷室の広さは確認すべきだ。
また、最終型となった4代目モデルは19年に「マツダ2」となった。一見すると車名を変えただけと思われがちだが、内外装デザインやシート形状の変更、さらに足まわりの設定まで変わり、Gベクタリングコントロールプラスも搭載されて走行性能も磨かれている。19年式の場合、デミオとマツダ2が市場に混在し、それぞれ相場の動きは異なっていて、選択は悩みどころ。最新こそ最良という観点ではマツダ2のほうが優れているが、“スタイリッシュで質の高い小型車”という本質的な魅力はデミオの最終型はもちろん、先代型でも味わえるので、予算に応じて選択するといいだろう。
【チェックポイント1】 運転席まわりのヤレ
常に操作する部位は劣化の進行が早い。とくにステアリングやシフトノブにレザーを用いている仕様では、ヤレ具合の確認は必須だ。
【チェックポイント2】エンジンで変わる燃費
排気量はガソリンが1.3L、1.5Lが中心で、現行型ではディーゼルもラインナップ。燃費性能と走りとのバランスを考慮して選ぼう。
【チェックポイント3】荷室の収納量はどうか?
スタイリッシュなフォルムが影響して荷室はかなり狭い。どんな荷物を積載するかを考慮し、用途に合っているかを確認しておこう。
【チェックポイント4】 メンテの頻度もチェック
小型車ではメンテに無頓着なオーナーが乗っていたケースがよくあるので、メンテナンス履歴はしっかりと確認しておくことが賢明だ。
【チェックポイント5】 エアコンの故障はないか
意外に多いのがエアコンのトラブル。スイッチを入れても冷風が出てこない場合は、ガス漏れやコンプレッサーの不調が考えられる。
【チェックポイント6】ホイールに目立つキズは?
取りまわし性に優れているが、それでも運転席から死角になりがちな左側のホイールにキズが付いている可能性が高いので確認しよう。
「マツダ2」になって何が変わった? 中古車市場に影響はあるか?
最終型とマツダ2は別物と考えるべきだ。小変更とはいえ内外装のデザイン、足まわりの設定や安全装備の内容も異なる。今後マツダ2の流通台数が増えれば、自ずと最終型の相場に影響が出るのは必至といえる。
撮影/フォッケウルフ
※写真はすべて現行型の「コペンGRスポーツ」。
※中古車価格はグーネット 2020年2月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。
"車両" - Google ニュース
March 10, 2020 at 08:03AM
https://ift.tt/2VUJfuR
【グー連載コラム】車両チェックマイスターへの道 (2020年3月) - Goo-net(グーネット)
"車両" - Google ニュース
https://ift.tt/2Zi3y55
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "【グー連載コラム】車両チェックマイスターへの道 (2020年3月) - Goo-net(グーネット)"
Post a Comment