女優上野樹里(34)主演のフジテレビ系連続ドラマ「監察医 朝顔」(11月2日スタート、月曜午後9時、初回30分拡大)の制作発表が24日、都内で行われた。

昨年7月期に放送された連続ドラマのシリーズ第2弾。87年4月期の「アナウンサーぷっつん物語」からスタートした、フジテレビの看板ドラマ枠「月9」で初めての2クール放送となる。本来なら7月期からスタートの予定だったが、新型コロナウイルス禍で撮影中断を経て、11月からのスタートとなった。

上野が演じるのは興雲大法医学教室に勤務する監察医の万木朝顔。夫の桑原真也(風間俊介=37)は神奈川県警捜査一課勤務、父の平(時任三郎=62)は神奈川県警野毛山署強行犯係に勤務する。

欠席の時任三郎はビデオレターを寄せて「今年の2月、雪の中でクランクインして、暑い中、そしてコロナを乗り越えられているような気がします。樹里ちゃんは、いつも元気でエネルギーをもらっています。それから風間君、いつも現場を仕切ってくれてありがとうございます」と話した。

風間は「時任さんの器の大きさ、温かさの中でやらせてもらっています。こちらこそ、ありがとうございますです。包み込むような温かさ。桑原が自然と(万木家と)家族になって行けたのは、役だけでなく、時任さんに甘えてわいわいやらせてもらっているから」と感謝の言葉を口にした。

そして「時々、平(時任)のおでこが赤くなっているのは、万木家は日本家屋なんで。今回も『僕はやらないよ』といいながら4回も(ぶつけた)。僕、全然当たらないんですよね」と明かして笑った。

野毛山署の強行犯係長・山倉伸彦役の戸次重幸(46)は「子供が生まれました。上野さんから、よだれかけを10枚もいただきました。こんなん、なんぼあってもいいですからね」と昨年の漫才日本一、M-1グランプリで優勝したミルクボーイのネタで笑わせた。

平とバディを組む刑事・森本琢磨役のSixTONES森本慎太郎(23)は「強行犯係のゆるっとした気が抜けるシーンも見てほしい。戸次さん、時任さんとの絡みを見てほしいです」と話した。