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コーヒーパックにかつての伊賀線車両をデザイン 「想い出の伊賀線車両カード」付きで6月13日から販売 - 鉄道チャンネル

2020.06.08

セットイメージ

伊賀鉄道は伊賀市内のベーカリーカフェ「ブーランジェリー エ カフェ リエゾン」(リエゾン)とコラボし、コーヒーパックにかつての伊賀線車両をデザインした『IGATETSU COFFEE』を発売する。

4種類のドリップパックタイプ(一杯分)のコーヒーは、リエゾンによるオリジナルブレンド。各パックには鉛筆画風のタッチでかつての伊賀線車両とその車両番号が描かれている。各パックの車両番号、コーヒーの特徴、車両の概要は以下の通り。

【5184】
インドネシアとコロンビアの豆をベースにした、コクのある味が特徴。車両は伊賀鉄道デハ1形電車(のちの形式整理でモニ5181形に)。伊賀線が電化された大正15年から5000系が投入された昭和52年まで、伊賀線一筋で走り続けた。

【5252】
深煎りでしっかりとしたキレがあり、苦みを楽しめる。ミルクを入れても美味しい。車両は信貴山電鉄用として製造されたもので、奈良の信貴山の勾配区間を走っていた。昭和21年に伊賀線へ転入し、「ゴニゴニ」の愛称で親しまれたという。

【5002】
モカを30%以上配合。上質な酸味と香りが特徴。パッケージ絵の5000系は、伊賀線の老朽化した車両を置き換えるため、近鉄名古屋線から昭和52年に11両が転入した。

【863】
苦みと酸味とコクの調和のとれた飲みやすいコーヒー。近鉄820系はもともと近鉄生駒・田原本線で運行していた車両だが、昭和59年から平成5年にかけて860系として伊賀線へ転入。863Fは平成21年にかつての近鉄820系の姿に塗装し直され「昭和レトロトレイン」として運行した。平成24年引退。

4種類各1パック入りを1セットとし、1セットごとに「想い出の伊賀線車両カード」が1枚付属する。発売箇所は忍者市(上野市)駅、発売は2020(令和)2年6月13日(土)から。発売額は1セット(4パック入り)で600円(税込)。バラ売りは実施しない。

付属のカードのイメージ

「ブーランジェリー エ カフェ リエゾン」は伊賀市小田町のベーカリーカフェ。店内での飲食のほかテイクアウトもできる。伊賀鉄道・伊賀鉄道友の会がイベント列車として運行する「お月見列車」や「甘いもんとれいん」にも毎年出店し、パンや自家焙煎コーヒーを提供している。

鉄道チャンネル編集部

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June 08, 2020 at 01:32PM
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