【ニューヨーク時事】米自動車大手ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）の子会社で自動運転車の開発を手掛けるクルーズは２１日、サンフランシスコで開いたイベントで、人の運転操作なしで自動走行する電気自動車（ＥＶ）の試作車を初公開した。クルーズに出資するホンダとの共同開発。クルーズが事業化を目指している「無人タクシー」の車両として使用する。
「クルーズ・オリジン」と名付けられたボックス型の車両にはハンドルやペダルが付いておらず、広い車内空間が特徴。スライドドアを搭載し、複数の人が同時に乗り降りできるよう出入り口の大きさは通常の車の３倍とした。
クルーズは２０１９年７月、同年中の事業開始を目指していた無人タクシーについて、車の性能や安全性の検証に時間が必要だとして、２０年以降に導入を延期すると発表。ロイター通信によると、クルーズのアマン最高経営責任者（ＣＥＯ）はこの日のイベントで、車両の生産開始の時期などは明らかにしなかった。
クルーズにはＧＭやホンダのほか、ソフトバンクグループ傘下の投資ファンドなども出資しており、昨年５月時点の企業価値は１９０億ドル（約２兆０９００億円）に達した。
【了】
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January 22, 2020 at 03:50PM
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米ＧＭ子会社、「無人タクシー」車両を初公開＝ホンダと共同開発 - 乗りものニュース
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